出世したい、給料がもっと欲しい場合、
自分の貢献を、会社、上司に明確に示すことが必要です。
通常、マーケティングは製品やサービスの売上、営業は自分の成績がシンプルに数字に現れます。
(シンプルすぎる不公平は発生しますが)
デジタルマーケティングの推進、戦略策定、ポータルサイトの運営を行っている場合、Salesを上げた要素の一部に自分の貢献が含まれることを、数値化して証明することは非常に困難です。
通常のプロモーション効果検証ですら、的確には実現できていない現状です。
そうなってくると、『自分の貢献を証明しやすい仕事』の優先順位を上げたくなります。
しかしながら、その優先順位設定は会社のビジネスへの貢献を考えると、まちがったものになってくる可能性があります。
ではやはり、会社への貢献を優先して考えた場合、例えばマーケティングプランに不足している部分を補完し、プロモーションの質量を最大化することに注力します。
すると結果的に私達の貢献は、マーケターの実積となります。
マーケターが私達の貢献を何らかのかたちで示してくれればよいですが、そうもいかないでしょう。
ではどうすればいいのか?
自分の貢献を示すためには、適切なプロモーション効果検証もセットでマーケターに実施してもらわなければなりません。
実際のところは、マーケターにそれをお願いすることはかなり難しいわけで、何らかの仕組みを作ってあげない限りはやってくれません。
マーケターにはそんな暇はなく、一つの施策が終わったら、次に取り掛からないといけません。
ベストな方法は、第三者、例えばデータアナリストにプロモーション効果検証を実施してもらい、プロモーションが成功した要因を可視化することだと思います。
そして大事なのは、仕組みができたらそれをツール化、システム化することです。
言うは易し。という感じですが、自分の貢献を明示化するためには、プロモーションが終了してからも、一汗かかないといけなそうですね。