消費者の情報処理能力と意思決定に着目したベッドマン・モデル

情報処理型のベッドマン・モデルにおいては、消費者は自らの持つ目的を達成するために積極的においては情報を収集し、その情報を自分のなかで消化し、候補となる商品群を決め、その中から１つを選択し、その使用経験が知識として蓄積され、次回購買に活かされる。

という一連の流れを捉えている。

 

問題は、消費者はベッドマンが仮定したほど精緻に情報を理解できないため、モデルで仮定したほど論理的に判断を下し得る状況が少ないこと。

 

消費者・コミュニケーション戦略―現代のマーケティング戦略〈4〉 (有斐閣アルマ)