マーケティングを学ぶ

マーケティング関連のまとめ




女性の社会進出のために

いよいよ女性の社会進出が政策として実行に移され始めています。

 
私の会社でも、

女性の管理職比率を上げようとする

試みが見られます。
 
何事においても、男女のバランスはあった方がよいと思いますが、強引に「比率」という数字を追いかける推進手法を取った場合、歪みが出ることは明白です。
 
そもそも管理職になる意欲がある女性はどれ位いるのでしょうか。
昨今の管理職は激務です。
 

スポンサーリンク

 

 

専業主夫になりたい男性は私以外多くないとは思いますが、
専業主婦になりたい女性はどれ位いるのでしょうか。
 
パートやほどほどの仕事をして、後は子供たちと過ごしたい女性はどれ位いるのでしょうか。
 
ユーキャンの調査を転載します。
 
結婚・出産後も仕事を続けたい女性=84.6%、仕事を続けて欲しい男性=82.4%
 
と書いてあるのですが、内訳は下記の通りで、「育児」というイベントは当然重要視されています。
 
--- 以下引用 ---
「女性が輝く日本」に対する意識調査に先立ち、女性・男性それぞれに、結婚・出産後も「仕事を続けたい(続けて欲しい)」と思うかどうかを聞いてみたところ、「仕事を辞めてその後はずっと専業主婦になりたい(なって欲しい)」の回答は、女性で15.4%、男性17.6%と共に少数派となり、8割以上の男女がいずれかのタイミングで、「結婚・出産後も仕事を続けたい(続けて欲しい)」と考えていることがわかりました。また、どのように仕事を続けたいか(続けて欲しいか)の意見を上位順に見ると、男女共に「会社に籍は残したままで出産休暇と育児休暇をとり、その後は今までの仕事を続けたい(続けて欲しい)」が最多で女性=39.1%・男性=37.4%、次いで多かったのは「育児期間中は専業主婦になり、その後再就職したい」女性=25.8%・男性=31.6%となりました
 
--- 引用おわり ---
 
気になるのは、「育児期間中は専業主婦になり...」という回答です。
 
「育児期間」とは、いつからいつまでなんでしょうか?
私の感覚だと、0歳から12歳、小学校卒業位までの13年ですね。
 
これって、産休・育休したい女性と、育児期間は専業主婦になりたい女性がいて、それを一緒くたにして、「出産後も仕事を続けたい女性」というのは乱暴のような...
 
ところで、アメリカは女性の社会進出が進んでいるイメージがあります。
大企業の女性CEOもGM, IBM, Yahoo, ペプシコ, クラフト等、多くいます。
 
そんな共働きの家庭を支えているのは、クラブ活動や近隣社会、

何と言ってもベビーシッターではないでしょうか。

 
日本では最近ひどい事件も報道され、制度が悪いとの意見もありますが、アメリカの場合、やはり責任は依頼側にあり、

何回も面接をした上でベビーシッターを決定するようです。

 
それでも何らかの事件が起きたりすることは、どうしようも無いことなのかもしれません。
リスクを最小限にするための制度と、個人の意識が成熟し、ベビーシッターを活用しやすい環境になるとよいのかもしれません。
 
これは私だけでなく、共通認識と信じていますが、

「親が子供を育てる」ことがベスト

だと思います。
共働きだからベビーシッターという状況は、子供の成長に少なからず問題を及ぼしているはずです。
 
共働きだから、夫婦でバランスを取って子育て、
シングルマザー・ファザーだから、親がサポート、近隣コミュニティがサポート、ベビーシッターがサポート
という状態が望ましいと思います。
 
最後に、
単純な分析で、単純な目標値を設定しないでください。
女性管理職が増えると、我々男性のポジションがなくなってしまうので 苦笑