前回 紹介した、「フレームワークを使いこなすための50問」からもう1点。
(経営)戦略、(経営)計画に基づく施策に対して、現場がその気になって実行してくれない。これは本社でプランニングする方であれば毎度ぶち当たる壁ですよね。
問い:経営企画部が出す施策に、どうして現場はヤル気をなくすのか?
本社のプランニングに対して、現場が腹落ちしてヤル気を出すためのポイントは以下の3点と書かれています。
- 必要だと思えるか
- 自分でできると思えるか
- やり損にならないと思えるか
上記3点を細分化したものを以下に記載します。
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1. 必要だと思えるか
- ゴールの妥当性
- 目標達成手段の因果関係の明確さ
- 従業員の戦略リテラシーの向上
2. 自分でできると思えるか
- 組織能力の妥当な評価
- 具体的なアクションプランの提示(WBSの策定
3. やり損にならないと思えるか
- 評価対象の事前設定
- 評価基準の事前設定
戦略策定に携わる方だけでなく、すべてのビジネスマンのためになる本だと思います。
フレームワークを網羅的に紹介するのではあんく、個別のフレームワークを、「何のを目的に?」、「どのように?」使うのかが、50の問いという形でまとめられています。