働き方改革、残業削減、短時間勤務、ゆう活…
全て日本の労働生産性を向上させるための施策であるとの認識です。
短時間で成果を出すことは決して悪いことではありません。
以下、前提としては同じ工数で同じものを作るような仕事は対象外です。
作業をする人のスキルやセンス、作業のプロセスによって、成果物や作業に要する時間が異なるような仕事が対象の話です。
私が思う「仕事の生産性を上げる工夫 (短時間でいかに成果を出すか?)」は、あたりまえのことかもしれませんが、以下の通りです。
無駄に頭を使わない
"無駄に時間を使わない"という考えのもと、5分刻みのスケジュールで活動し続けることが本当に生産性が高いと言えるとこなのかは疑問です。
気分転換にネットを見たり、雑誌を読んだり、ボーッとしたり、いわゆる休憩は、通常の人間にとっては必要な時間だと思います。
5分刻みのスケジュールで1日中休みなく活動し続ける人は、超人か、はたまたただ仕事をこなしているだけで、大した価値は発揮していない人のどちらかと思います。
過度なストレスの配下で、(凡人は)創造性を発揮できないと考えます。
話を戻すと、ここで省きたい無駄は、会社にとって大きな成果を生まない会議にお付き合いで参加したり、大きな意味を持たない資料作りに時間をかけることです。
会議への参加要請や資料作成依頼など、無下に断るのでなく、確執を生まない断り方を身につけることです。
そして、相手にも「リソースの無駄使い」を気付かせられるとなお良いです。
年配者の要求をどこまで飲んで、どこから断るかの手法は、相手によって変えないと上手くいかないので、難しいですね。
効果的な時間配分を実践する
具体的に言うと、考える時間、議論する時間、処理する時間は分けたいです。
特にオフィスで働いていると、望んでいない訪問者も多いかと思います。
そのような障害を避け、集中する環境、リラックスする環境は何パターンか持っておくべきでしょう。
また、よくある話ですが、メール受信のお知らせが画面に出る設定をされている方も多いかと思いますが、あれは個人的にはNGです。
メールなんて、少し時間を置いてまとめて処理すればよいのです。
他人のやり取りをリアルタイムで確認するのは無駄です。
やり取りが終わった頃に、必要な部分だけ参照すればよいのです。
関係者のレビューを適切なタイミングに設定する
いわゆる報連相、ネゴ、根回しって類ですが、やらないと最後にひっくり返されるし、やりすぎると都度修正が必要になります。
これもステークホルダーの特定、ステークホルダーごとのレビュープランが必要になってきます。
以上、私が意識している「仕事の生産性を上げる工夫 (短時間でいかに成果を出すか?)」でした。