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ブランドイメージとメディアの関係

コカ・コーラとスターバックスに学ぶ、バナー広告では得られない「メディア運営の可能性」 | AdverTimes(アドタイ) by 宣伝会議

 

オウンドメディアをコンテンツメディア化するというような話です。

 
コカコーラは、オウンドサイト上でストーリーテリングに徹し、スターバックスは少し主旨と違い、コンテンツメディアの一社独占スポンサーになっています。
 
スターバックスの取り組みは興味深いですが、短期、中長期的にどんな効果を期待しているのでしょうか。
 
今までのオウンドサイトは、新商品の紹介やキャンペーンの告知、実施を行う場というイメージでした。
 
今後は、顧客インサイトを理解し、より深いコミュニケーションを行うことで、より高いロイヤルティを醸成することが課題となっているという考え方です。
 
では、コカコーラやスターバックスの提供するコンテンツを"自分が"見るかと言われると見ないと思います。
 
なぜならそこまでするロイヤルティが"自分には"無く、この2社を"私が"それほど好きでは無いからです。
 
 

 

1. コカコーラ

 
◼︎ 私にとっての価値
 
・おいしいからたまに飲む
・たまに飲みたくなるから買う
 
◼︎ コカコーラに対する私のイメージ
 
・身体に悪そう
・爽やかなイメージ戦略や広告にダマされてる
 

2. スターバックス

 
◼︎ 私にとっての価値
 
・空いてる店舗で読書するのは好き
(でもどこも混んでる)
・ラテが薄いのに高い
(タリーズのラテは好き) 
・食べ物が高くておいしくない
(タリーズのアボカドドックが好き)
 
◼︎ スターバックスに対する私のイメージ
 
・オシャレな空間提供のみ
(でもどこも混んでる)
・商品の質は低い
 
好きじゃないと、サイトへの訪問意欲は産まれません。
 
やはりオウンドメディアはロイヤルユーザーのためにあるべき場所ですね。
 
一度スタバで、「ラテにエスプレッソが入っていない」と言って、作り直してもらったことがありましたが、今考えると入ってたのかもしれないです。
 
ちなみにタリーズは好きで、週に何回かはラテを買うんですけど、仮にコンテンツメディアがあっても、求める価値はラテなので、サイトには訪問しないかもしれないです。
 
でも仮にそのコンテンツにタリーズらしさがあって、面白いコンテンツだったらたまに訪問するかもしれないとも思います。
なぜならタリーズが好きなので、何かに期待するからです。