The abstract

仕事、趣味、家族についてまとめます。




ドイツのブランディング戦略と労働生産性の高さ

昨日テレビの池上さんの番組で、ドイツについて、特にドイツの優れた点を紹介していました。

 
特に興味深かったのが、ブランディング戦略と、生産性の高さ、労働時間について。
 
 
ドイツ車は、日本車と比較してブランド価値を価格に反映できている。
 
顧客はブランド価値への対価を支払っている。
 
まず、ブランド価値という概念を言葉で説明することは、私には難しいです。
 

とりあえず雰囲気を定義します。

ブランドが発信、用意した顧客体験を通じて、顧客がブランドに対して持ったポジティブなイメージ。
ブランド価値が高ければ高いほど、ブランドロイヤルティも高くなる。
 
ポジティブなイメージとは具体的には、(内向きの)愛着、(外向きの)ステータスがあるかと思います。
 
例えば、国産車にブランド力があるかというと、あまり無いように感じます。
 

主犯格には、3人心当たりがあります。

 

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・軽自動車
・ミニバン
・ワンボックスカー
 
安い。機能的。
個人的には愛着が湧かないし、まず恰好よくないです。
 
恰好いい車、デザインが気に入った時計などは、見てるだけで満足し、他人に見せたり誉めたりしてもらえることで、さらに良い気分になります。
 
機能面の追求、低価格の追求の結果、衰退した日本のモノづくり全般に当たることなのかもしれません。
その間、老舗ブランドはこつこつと、ブランドの独自性を洗練させて行った結果と言えます。
 
しかし良く考えてみると、このサイクルは繰り返すものなのかもしれません。
今後また多くのプロダクトがブランド価値を追求しだすと、機能面が見直され、低価格のプロダクトに顧客が流れる。
 
番組の最後に、ナチスドイツの反省から、ドイツは移民を受け入れるようになり、その結果、ペギーダのような右翼団体が現れた。とありましたが、この世の中には歴史を繰り返す法則を持ったジャンルが存在するのではないかと感じます。
 
 

ブランドの話でお腹いっぱいですが、労働生産性についても少し触れておきます。

 
ポイントは、リンク先にある下記のデータです。
よく言われている通り、日本人の労働時間は長いけど、生産性は低いという話です。
 
これは日本企業と外資企業の両方で働いたことがある人は分かるとは思いますが、はっきり言って、日本企業には無駄な仕事や悪しき慣例が多く、合理性を欠きます。 
 
また、社員の構成が多様化していない企業だと、何が良くて何が悪いかも分からないので、改善するという発想自体ありません。
 
客観視すると、同じ環境に居続けるという怖さを強く感じます。
 
VTRでは、3ヶ月の休暇を取るために、上司と引き継ぎをするシーンがありました。
3ヶ月の休暇があれば、色々なことができますね。社員がリフレッシュし、新たな価値を携えて、再度職場に戻ってくる。というポジティブなイメージを想像します。
 
日本だと、3ヶ月も遊んだら、もう帰って来ないのではないかとか、ネガティブな発想をしてしまうんでしょうか…
 
同じくVTRで意外だったのが、スペイン人は長く会社にいることが大事みたいな考え方がある。なんて日本企業みたいなこと言ってたことです。
 
以下、リンク先の記事より
 
経済協力開発機構(OECD)が2013年の各国の労働生産性を比較した調査がある。OECDは、1時間あたりの国内総生産(GDP)を労働生産性とみなしている。ドイツが労働時間1時間あたりに生み出すGDPは、62.2ドル。調査対象となった33ヶ国の内、第6位だ。
これに対し日本は41.1ドルで、ドイツより34%も低い。日本の順位は33ヶ国中第21位。またドイツの生産性は、2003年から2013年までに約44%増加しているが、日本では34%しか増えていない。
時間あたりのGDPで測った生産性に大きな差がある最大の理由は、労働時間だ。OECDによると、2012年のドイツの就業者1人あたりの平均労働時間は1393時間。日本(1745時間)に比べて352時間、20%短い。