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The abstract by hinak

仕事、趣味、家族についてまとめます。




パワーポイントの弊害 情報を捨てるセンス 選ぶ技術

パワーポイントの問題点は多く指摘されています。

例えば、「箇条書きのテンプレート」は、プレゼンテーションの表現力を奪います。

ノリーナ・ハーツ著「情報を捨てるセンス 選ぶ技術」では、このように書かれています。

「視界をさえぎるもの パワーポイント」

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・2003年 スペースシャトル「コロンビア号」の事故は、16日間にわたるミッションがもう少しで成功裏に終わる、その直前にシャトルが空中分解を起こし、7名の宇宙飛行士が犠牲となる悲惨なものだった。

・シャトルの発射の際、燃料タンクから剥落した破片が左主翼を直撃した結果、大気圏突入の際に生じる高温から機体を守れなかったことが事故の原因であった。

・左翼の損傷によるリスクについて、パワーポイントを使って説明する際に、事故の可能性が著しく過小提示されていた。

・情報が消え、優先順位が偽って伝えられ、不可欠な説明と裏づけ情報が排除されていた。

・タイトルの選択、情報の並べ方、箇条書きでの黒丸のサイズ、といったものが、運営側がもともと考えていたことを強調する役割をはたし、危険信号となるはずの不明点や想定が情報の連鎖から抜け落ちた。

・重大な情報はスライドの下の方に埋もれていた。

・スライド上の文字を書けるスペースは限られていたため、内容が簡潔なフレーズにまとめられ、重大な注意事項はさらにフォントを小さくして押し込められていた。

・過度な簡略化によって、重要な詳細がみごとに抜け落ちてしまった。

・ジェームズ・N・マティス大将は、かつてイラク戦争の際に、「パワーポイントはわれわれを愚かにする」と言い放った。

・H・R・マクマスター陸軍准将は、パワーポイントを禁止した。
「パワーポイントは危険だ。理解したという幻想、
制御できるという幻想を生み出すものだ」

・アメリカ陸軍は、パワーポイントには大事な点をはぐらかす力があることに気づいていたため、マスメディアに概況説明をする際は、わざとパワーポイントを使用した。「相手を思考停止にする作戦」だ。

私も昨今、パワーポイントを乱用している気がします。
目的によって使用するツールを見直そうと思いました。