マーケティングを学ぶ

マーケティング関連のまとめ




イノベーションが起こってほしい産業領域

企業経営を成功させるためには、

製品・サービス中心志向ではなく、顧客中心志向が必要である。

顧客中心志向を放棄して衰退した産業として、鉄道、映画、繊維が挙げられます。
(セオドア・レビット『マーケティング近視眼』)

今後、顧客中心志向が重視され、新たな価値や代替手段が提供されることを強く望む対象は、「輸送手段」です。
特に都市部における電車の混雑や、道路の渋滞はひどく、そこで生活している私達は、時間をロスしたり、身体的、精神的な悪影響を受けています。

はたして輸送手段におけるイノベーションは産まれるのでしょうか?

できれば空飛ぶ車や輸送機に登場してもらいたいのですが、近年それが出てくる見込みは無さそうです。

自分は通勤電車に乗りますが、やはり混んでいる電車は大嫌いです。
朝は7時から10時、夕方は17時以降、路線によっては年中混んでいます。
他の乗客との距離(密着度)、本を読んだりできるか、スマホは操作できるかあたりで、顧客満足度、不快度が決まってきます。
都心部と郊外を繋ぐ大抵の路線だと、朝夕はかなり不快なレベルです。

今後すぐに大きなイノベーションが起きないと想定し、現状の改善や代替手段を考えます。
現状の改善を考えると、運行数の増加、車両の改造などを想像します。

運行数の増加は長期的な運用コスト増をまねくので、一時コストで済む可能性の高い、車両の改造を考えてみます。
新幹線など、二階建ての車両を見ます。二階建ては、一つの手だと思いますが、乗降でかなり混乱しそうです。
あとは、車両を増やす。長くするということも考えられますが、ホームの長さを変えられるかという点が課題です。

電車に乗らない。

という選択肢がもしあれば、通勤・通学者は他の輸送手段に分散します。

自家用車でたまに通勤することもありますが、やはり朝夕は渋滞します。
海外で実施しているように、

都心部への自家用車の乗り入れ規制が欲しいです。

それだけで渋滞は緩和されます。
さらに通勤時の自家用車には、1人しか乗っていないことが多いので、その非効率を是正したいです。

バスか"乗り合い"を優先します。

特にバスは最優先し、これも海外では実施されていますが、バスレーンの設置を徹底します。
Uberのようなサービスも、自家用車活用の効率性を高めるシステムを提供します。

鉄道会社やバス会社は、戦後の国営企業のままのような感じなので期待できません。

変化には痛みが伴いますが、民間から変えていかないと、私たちの生活は本当の意味では豊かにならないと思います。

海外の優れたシステムに規制をかけ、参入を妨害したりするのが今の日本です。

当たり前のような日々、我慢、諦め、無関心、無思考では何も変わりません。
本件の難しいところは、権利、お金を持ってる人達は都心部に住んでいるケースが多く、困ってないことです…
負けぐ…負けません。