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アルクの英辞郎、有料版と無料版の違いとアルクの狙い

アルクの英辞郎、愛用されている方、
多いかと思います。

私も英語の資料を作るときはかなりお世話になってます。

そんな英辞郎が、2015年4月より

「有料版の利用」と、「ログインしての利用」を促進するようです。

英辞郎on the WEB Pro

それぞれの主な特徴です。

1. (有料版)英辞郎 on the WEB Pro

・有料 月額 324円
・会員登録、ログインが必要
・あいまい検索、拡張検索
・音声機能
・単語保存機能
・広告非表示

2. (無料版)英辞郎 on the WEB Pro お試し版

・無料
・会員登録、ログインが必要
・30日だけ有料版の機能が使える
・検索結果の保存ができる
・例文の表示の仕方等、見やすさが次に示す「登録不要の無料版」より優れていると思われる

3. (無料版)登録不要 英辞郎 on the WEB

・無料
・会員登録、ログイン不要
・機能が限定される

詳しくは、下の比較ページへ

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「英辞郎」「英辞郎 on the WEB Pro」について:ご利用ガイド:英辞郎 on the WEB Pro

申し訳ないですが、個人的には「アルク 英辞郎」に月額費用を支払う気持ちはありません。

月額300円程度なので、携帯の有料サービス程度の金額ですが、そのようなサービスに複数入るようになってしまったら、結構出費がかさみます。

会員登録やログインもブラウザ(デバイス)ごとに行うと考えると煩わしく感じます。

「英辞郎 on the WEB Pro」の機能が相当良ければ話は別ですが、非会員としてサイトを利用した際に、もしその機能が現在より縮退するようなことがあれば、Weblioのようなサービスにユーザーが流れる可能性はあります。

もし上記のように、多くのユーザーがアルク 英辞郎から離れてしまうリスクがあるなら、本件はアルクがそのリスクを許容した上での試みである可能性があります。

その場合、アルクの狙いは何なのでしょうか?

まず有料会員の増加が重要なファクターなのであれば、メディアのダイレクトな価値によるマネタイズが主な目的だと考えられます。

次のオプションとしては、無料会員のログインによって、ターゲティング広告の精度が向上し、広告主に対する出稿メディアとしての価値が向上することを狙っているかもしれません。

また、ログインユーザーのデータを第三者に販売することも考えられますが、規約を見る限り、第三者へのデータ提供の記載はありませんでした。

どちらかが成功すれば、メディアの収益は上がる算段ですが、前者の方がその額は大きそうです。

また、二つ目のオプションに関しては、ユーザーにログインをさせずとも、ユーザーが検索するワードから、ユーザーの興味をある程度把握して、ターゲティングを行うことも可能かと思いますので、一番の狙いは、やはり有料化による収益増加なのかもしれません。

もしクックパッドのように、有料会員を増やせれば、大きな収益源になることが期待できます。

ちなみにクックパッドの有料会員の月額は300円(iPhone, iPadアプリ)で、2014年4月のプレミアム会員は120万人だそうです。

クックパッド、アプリの累計ダウンロード数が2,000万を突破!〜のべ月間利用者数は合計4,000万人を突破、スマートフォンユーザーが全体の6割に〜 | クックパッド株式会社

年間の収益に換算すると、
43億2000万円です。

アルクもこのモデルが成功した暁には、再上場という流れも考えているのではないでしょうか。(アルクは2012年に上場廃止してます)

成功のポイントは、辞書サイトにそれほどロイヤルティの高いユーザーがどれだけいるかという点だと思います。

ネガティブなストーリーとしては、アルク指名のユーザーが減少することです。

現在、オンライン英語辞書を使う際、「アルク」や「英辞郎」と検索したり、ブックマークからアルク 英辞郎にアクセスするユーザーが多いと思います。

もう一つのパターンとして、直接、検索窓に「○○(単語)英語」と打ち込む場合には、検索結果の上位は、アルクでなく、Weblioであることが多いと思います。

もし仮に、アルク 英辞郎の指名検索が減り、ユーザー直接検索語句をGoogleに打ち込んだり、Weblioを指名検索するようになってしまったらリカバリは難しくなるかもしれませんね。

以上、勝手な妄想ですので真偽のほどは分かりません。

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