** SNSってどうなの?
やってて楽しいの?
企業はプロモーションに使えるの?
簡単に整理してみます。
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SNSの中でも特に、
Facebookはスマホの普及と共に一気に利用者が拡大しました。
また震災時にTwitterはその価値を世の中に認識させました。
私は現在Facebookをほとんど見ることはありません。
ぶっちゃけ知り合いの日常を見ても面白くないからです。
遠くにいる親しい友人、親戚の近況をたまに知るという用途でしたら素晴らしいツールだと思います。
ただそれを見るために、会社の同僚、かつあまり親しくない人の近況を見たり、いいね数やコメントを見るのに嫌気がします。
(ここまで書くと、ちょっと病んでますね)
自分が投稿した後に、いいね数を確認してしまったり、コメントに返信しないといけないとか面倒です。
繰り返しになりますが、普段会えない親しい友人とのコミュニケーションには有益です。
実際私もかつて海外でルームシェアしていたブラジル人、スゥエーデン人、その友人たちと音信不通の状態から、オンライン上で再会することができました。
それもアカウント開設してから、わずか数分でのことです。
その時は本当にFacebookの価値を感じ、感動すらしました。
次にTwitterですが、こちらは継続的に使っています。
つぶやきというライトなコンセプトがちょうど良いです。
そのコンセプト通り、軽い乗りでつぶやきます。面白いネット上の情報をリツイートしたり、備忘録としても使っています。
フォローをしているアカウントのツイートを頻繁にチェックすることはあまりしません。
いくら自分が好きな有名人をフォローしていたとしても、そのツイートをチェックするようなことは稀です。そこに面白い情報が存在していることは認識していても、ノイズが多すぎます。
皆さんのつぶやきを見る時は、自分の興味あるワードを検索することが多いです。
例えば、
これから出掛ける場所の混雑を確認したり、有名人ぽい人を街中で見た時に本当に本人なのか確認したり、電車が遅れているときに状況を確認したり、テレビ番組を見た時や、サッカー観戦をしたときに、他の皆がどう思っているかを確認したりです。
そのコンセプトの通り、皆が何をしているか、何を考えているのか気になったときに検索をします。
Yahooリアルタイムも同じ用途で使います。
FacebookやTwitterを企業のプロモーションに活用できるか?
と考えると、やはりユーザーが特定のテーマに対して関心があるときに、関連した広告を投げ込むと、効果、効率共に高そうなので、検索キーワード連動広告が良いと思います。
CPAが1/4になる!?Twitter広告のすべて一挙公開!!
Twitterのキーワード連動広告がよさそうですね。
フォローしているアカウントのツイートを見ているときや、Facebookのタイムラインを見ているときは、ただ暇なときか、特定の人物に興味があるときだと思いますので、特定の人物に関連した広告であれば効果はあると思いますが、その機会は限定されそうです。
また、特定のアカウント、著名人のツイート(タイムライン)広告を投げ込むメニューもあります。
フォロワーが大量にいるアカウントタイムラインに対しての広告出稿は、インプレッション効果はあるかもしれませんが、その効率性には疑問が残ります。
Facebookのような、実名でクローズドなSNSが今後そのポジションを再度確立し、継続的に活用されるには、カテゴリ特化型のSNSの普及や、Facebookへの機能追加が考えられますが、流行りに乗ってFacebookを使い始めたユーザーが、カテゴリごとの使い分けを容易に行えるのでしょうか?
カテゴリニッチなSNSが広く普及すれば、広告媒体としての価値は非常に高くなるはずです。
しかし個々の媒体にどれだけのアクティブユーザーが存在しているかということが重要ですし、投稿されるコンテンツにどれだけ価値があり続けるかということも極めて重要です。
ちょっと待て。
カテゴリ特化のクローズドなSNSってmixiのことじゃないの?
mixiはなぜ衰退したかというと、Facebookが衰退した流れと似ていそうです。
巷でわ話題になり、皆アカウントを作り、閲覧や投稿を始める。
その後、ノイズが増え始め、その価値が薄まっていく。
有益な情報が無いから、リテラシーの高いユーザーは出て行く。そして有益な情報は無くなっていく。
では情報の価値を高めるためにはどうすれば良いのか?
企業は広告を投下するだけではなく、価値のあるコンテンツを提供していくことが必要なのではないでしょうか。
特定のカテゴリ上で、その道の専門家である複数の企業が、専門的な情報を投稿する。
その結果、専門性の高いユーザーが集まり、媒体の価値が高まっていく。
そのような仕組みであれば、うまくいくかもしれませんね。