プロジェクトマネジメントを行う上で重要なリスクマネジメント。
職場内をみると知識のない人が多く感じます。
言ってる自分も普段、体系的に実践できているわけではありません。
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リスクって、そもそもどういう意味?
という話になると、「危機」だ。となることが多いと思いますが、リスクとは「不確実性」で、ダウンサイドなネガティブなリスク、アップサイドなポジティブなリスクがあると学びました。
よっては、リスクマネジメント「危機管理」ではなく、
「不確実性の管理」
になるかと思います。
ただし明らかにネガティブなリスクのみを対象としたものは、「危機管理」なのでしょうね。
リスクマネジメントで重要なことは、3つあります。
• 事象が発生する可能性を定義する Probability
• 事象が発生した場合の影響を特定する Impact
• 事象への対処、管理方法を事前に決定しておく Treatment
事象への対処、管理方法
は下記のようになります。
• 回避する Avoidance
• 削減する Reduction
• 受け入れる Retention
• 分散、転嫁する Sharing, Transfer
四点目の、「転嫁する」は、例えば保険をかけておく。というようなことで、根本的な問題が解決するわけではないです。
現実的な選択肢としては、削減に取り組むことが多いかと思います。
重要なことは、事前にアセスして、アクションプランを作っておくことでしょうか。
リスクマネジメントを考えたきっかけは、ベビーシッターに預けた2歳の子供が亡くなったという事件からです。
回避すべき、できるだけ発生確率を削減したいリスクを、受け容れなければならない状況って、とても悲しいことだと思います。